建設業経理士2級 仕訳 練習問題 第25問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 前期の10月1日に発行した社債 (額面総額40,000,000円、払込金額は額面100円につき97円、償還期間5年)
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 前期の10月1日に発行した社債 (額面総額40,000,000円、払込金額は額面100円につき97円、償還期間5年) のうち、額面16,000,000円分を当期の12月31日に額面100円につき98円で買入償還し、代金は当座預金から支払った。社債は償却原価法 (定額法) により月割で償却しており、当期首から買入償還の日までの償却額は計上済みである。会計期間は1年 (4月1日〜3月31日) で、利息の支払いは考慮しない。
解答と解説を先に見る
正解: 3. (借) 社債 15,640,000・社債償還損 40,000 / (貸) 当座預金 15,680,000
正解は3です。償却原価法 (定額法) では、額面金額と払込金額の差額を償還期間の月数で割り、発行した月から経過した月数分を社債の帳簿価額に加えます。払込金額は40,000,000円×97円÷100円=38,800,000円、差額は40,000,000円−38,800,000円=1,200,000円で、1か月あたり1,200,000円÷60か月=20,000円です。発行から買入償還の日までは、前期の10月〜3月の6か月と当期の4月〜12月の9か月で15か月なので、償却額の累計は20,000円×15か月=300,000円、社債全体の帳簿価額は38,800,000円+300,000円=39,100,000円です。償還する額面16,000,000円分の帳簿価額は39,100,000円×16,000,000円÷40,000,000円=15,640,000円、支払額は16,000,000円×98円÷100円=15,680,000円で、支払額のほうが40,000円多いので社債償還損40,000円です。借方15,640,000円+40,000円=15,680,000円が支払額と一致します。1は当期9か月分の償却額を含めず、前期末の帳簿価額で計算しています ((38,800,000円+20,000円×6か月)×16,000,000円÷40,000,000円=15,568,000円)。2は償却額を加えず、払込金額のまま計算しています (38,800,000円×16,000,000円÷40,000,000円=15,520,000円)。4は発行日ではなく前期の期首から数えて21か月分を償却しています ((38,800,000円+20,000円×21か月)×16,000,000円÷40,000,000円=15,688,000円)。期中に発行した社債は、発行した月から償却を始めます。
関連キーワード: 社債・買入償還・償却原価法・社債償還損
模試 (34問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)Premium (ご利用中)本番と同じ制限時間