建設業経理士2級 仕訳 練習問題 第20問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、繰越利益剰余金を財源として4,000,000円の配当を行うことを決議した。配当金は後日支払うので未払
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 株主総会において、繰越利益剰余金を財源として4,000,000円の配当を行うことを決議した。配当金は後日支払うので未払配当金勘定で処理する。決議の直前の資本金は40,000,000円、資本準備金は6,200,000円、利益準備金は3,550,000円である。会社法および会社計算規則の定めにより積み立てる額を、利益準備金に計上する。
解答と解説を先に見る
正解: 4. (借) 繰越利益剰余金 4,250,000 / (貸) 未払配当金 4,000,000・利益準備金 250,000
正解は4です。繰越利益剰余金から配当するときは、配当額の10分の1を利益準備金として積み立てます (会社法第445条第4項)。ただし、資本準備金と利益準備金の合計が基準資本金額 (資本金の4分の1) に達するまでが上限で、配当額の10分の1と、上限までの残り (準備金計上限度額) のいずれか少ない額を積み立てます (会社計算規則第22条第2項)。基準資本金額は40,000,000円÷4=10,000,000円、準備金の合計は6,200,000円+3,550,000円=9,750,000円なので、限度額は10,000,000円−9,750,000円=250,000円です。配当額の10分の1は4,000,000円÷10=400,000円なので、少ないほうの250,000円を積み立てます。1は上限を考えずに400,000円を積み立てています。2は積立額を配当額から差し引いて、未払配当金を3,750,000円にしています。積立額は配当額とは別に繰越利益剰余金から振り替えます。3は利益剰余金からの配当なのに、資本準備金に積み立てています。
根拠・参照資料: 会社法第445条第4項、会社計算規則第22条第2項
関連キーワード: 剰余金の配当・利益準備金・基準資本金額・会社計算規則
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