建設業経理士2級 決算整理・精算表 練習問題 第19問: 工事原価は未成工事支出金を経由して処理し、完成した工事の原価は決算でまとめて完成工事原価に振り替えている。次の資料にもとづき、精算表の損益計算書欄に計上される当
工事原価は未成工事支出金を経由して処理し、完成した工事の原価は決算でまとめて完成工事原価に振り替えている。次の資料にもとづき、精算表の損益計算書欄に計上される当期純利益として正しいものはどれか。 ・決算整理前残高試算表の収益・費用の勘定と未成工事支出金は次のとおりで、これ以外に収益・費用の勘定は無い: 完成工事高 92,400,000円、未成工事支出金 81,350,000円、販売費及び一般管理費の合計 7,260,000円、受取利息 81,000円、支払利息 176,000円 ・工事現場用の機械装置の減価償却費は、実際発生額が月次の予定計上額の合計を20,000円上回ったので、差額を工事原価に加える ・退職給付引当金の当期繰入額 (未計上) は、現場作業員分 210,000円 (工事原価とする)、本社事務員分 90,000円 (販売費及び一般管理費とする) である ・上記の整理を行った後の未成工事支出金の次期繰越額は2,905,000円である ・法人税、住民税及び事業税は、税引前当期純利益の30%とする
解答と解説を先に見る
正解: 1. 4,396,000円
正解は1です。次期繰越額が整理後の額で決まっているので、未成工事支出金に加えた工事原価 (機械の差額20,000円と現場作業員分210,000円) は全額が完成工事原価に含まれます。完成工事原価は81,350,000円+20,000円+210,000円−2,905,000円=78,675,000円、販売費及び一般管理費は7,260,000円+90,000円=7,350,000円です。税引前当期純利益は92,400,000円−78,675,000円−7,350,000円+81,000円−176,000円=6,280,000円、法人税等は6,280,000円×30%=1,884,000円で、当期純利益は6,280,000円−1,884,000円=4,396,000円です。2は工事原価に加えた230,000円を費用にしておらず、未成工事支出金 (資産) に残ると考えています。3は法人税等を差し引く前の額です。4は本社事務員分90,000円を反映していません。
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