建設業経理士2級 決算整理・精算表 練習問題 第13問: 工事原価は未成工事支出金を経由して処理している。決算整理前残高試算表の未成工事支出金は6,240,000円 (借方) である。次の決算整理事項にもとづき、精算表
工事原価は未成工事支出金を経由して処理している。決算整理前残高試算表の未成工事支出金は6,240,000円 (借方) である。次の決算整理事項にもとづき、精算表の損益計算書欄に計上される完成工事原価として正しいものはどれか。 ・工事現場用の機械装置の減価償却費は、月次原価計算で毎月38,000円を予定計上している (当期12か月分は未成工事支出金に計上済み)。当期の実際発生額は441,000円と確定し、予定計上額との差額は当期の工事原価で調整する ・未成工事支出金に計上した工事現場の保険料のうち48,000円は翌期分であり、前払費用とする ・上記の整理を行った後の未成工事支出金の次期繰越額は1,785,000円である
解答と解説を先に見る
正解: 4. 4,392,000円
正解は4です。予定計上額は38,000円×12か月=456,000円で、実際発生額441,000円より15,000円多く計上されています。過大な分を戻すので (借) 機械装置減価償却累計額 15,000 / (貸) 未成工事支出金 15,000 とします。翌期分の保険料は (借) 前払費用 48,000 / (貸) 未成工事支出金 48,000 で当期の工事原価から除きます。完成工事原価は6,240,000円−15,000円−48,000円−1,785,000円=4,392,000円です。検算として、整理後の未成工事支出金6,177,000円は、完成工事原価4,392,000円と次期繰越額1,785,000円の合計に一致します。1は翌期分の保険料を差し引いていません。2は予定計上済みの456,000円を見落とし、実際額441,000円を全額加えています。3は差額を加えており、向きが逆です(6,240,000円+15,000円−48,000円−1,785,000円)。予定額が実際額を上回るときは、工事原価を減らします。
関連キーワード: 精算表・完成工事原価・工事現場用機械・予定計上・前払費用
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