建設業経理士2級 決算整理・精算表 練習問題 第11問: 次の資料にもとづき、精算表の損益計算書欄に計上される貸倒引当金繰入額として正しいものはどれか。 ・決算整理前残高試算表の一部: 受取手形 1,380,000円
次の資料にもとづき、精算表の損益計算書欄に計上される貸倒引当金繰入額として正しいものはどれか。 ・決算整理前残高試算表の一部: 受取手形 1,380,000円 (借方)、完成工事未収入金 5,890,000円 (借方)、貸倒引当金 110,000円 (貸方)、仮受金 450,000円 (貸方) ・仮受金は、前期に完成して引き渡した工事の請負代金 (完成工事未収入金) を回収した額であることが判明した ・前期に発生した完成工事未収入金 60,000円が貸し倒れたが、未処理である。貸倒引当金を充てる ・受取手形と完成工事未収入金の期末残高に対して2%の貸倒引当金を差額補充法により設定する
解答と解説を先に見る
正解: 4. 85,200円
正解は4です。貸倒引当金は、整理を終えた後の債権の残高に対して設定します。仮受金は完成工事未収入金の回収なので (借) 仮受金 450,000 / (貸) 完成工事未収入金 450,000、前期に発生した債権の貸倒れは引当金を充てて (借) 貸倒引当金 60,000 / (貸) 完成工事未収入金 60,000 とします。整理後の完成工事未収入金は5,890,000円−450,000円−60,000円=5,380,000円、設定額は(1,380,000円+5,380,000円)×2%=135,200円です。引当金の残高は110,000円−60,000円=50,000円なので、繰入額は135,200円−50,000円=85,200円です。1は仮受金の振替を反映せず、債権を450,000円多く見ています(7,210,000円×2%−50,000円)。2は前期発生の債権の貸倒れを貸倒損失とし、引当金を取り崩さずに整理前の残高110,000円と比べています。3は貸し倒れた60,000円を債権から減らしていません(6,820,000円×2%−50,000円)。
関連キーワード: 精算表・貸倒引当金・差額補充法・完成工事未収入金・仮受金
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