建設業経理士2級 費目別計算・工事間接費 練習問題 第20問: 当社は工事間接費を直接作業時間を基準に予定配賦している。次の資料にもとづき、F工事への当月の予定配賦額と、当月の工事間接費配賦差異の組合せとして正しいものはどれ
当社は工事間接費を直接作業時間を基準に予定配賦している。次の資料にもとづき、F工事への当月の予定配賦額と、当月の工事間接費配賦差異の組合せとして正しいものはどれか。 ・年間の工事間接費予算 19,200,000円、年間の予定直接作業時間 16,000時間 ・当月の直接作業時間 E工事 520時間、F工事 430時間、G工事 380時間 ・当月の工事間接費の実際発生額: 間接材料費 386,000円、間接作業の労務費 240,000円、現場共通の経費 1,015,000円
解答と解説を先に見る
正解: 2. 予定配賦額 516,000円・借方差異 45,000円
正解は2です。予定配賦率は19,200,000円÷16,000時間=1,200円で、F工事への予定配賦額は1,200円×430時間=516,000円です。当月の予定配賦額の合計は1,200円×(520時間+430時間+380時間)=1,596,000円、実際発生額は386,000円+240,000円+1,015,000円=1,641,000円なので、差は1,641,000円−1,596,000円=45,000円。実際発生額が多いので借方差異(不利差異)です。1は間接作業の労務費を実際発生額に含めていません(実際発生額が1,401,000円になり、予定配賦額のほうが195,000円多くなる)。間接作業の賃金は特定の工事に賦課できないので工事間接費です。3はE工事への予定配賦額(1,200円×520時間)です。4はF工事ではなくE工事への予定配賦額を答え、さらに間接作業の労務費を実際発生額から落としています(1,200円×520時間=624,000円、1,596,000円−1,401,000円=195,000円の貸方差異)。配賦差異は、全工事の予定配賦額の合計と実際発生額との差で計算します。
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