建設業経理士2級 費目別計算・工事間接費 練習問題 第4問: 当社は工事間接費を機械運転時間を基準に予定配賦している。次の資料にもとづき、当月の予定配賦額(合計)と当月の工事間接費配賦差異の組合せとして正しいものはどれか。
当社は工事間接費を機械運転時間を基準に予定配賦している。次の資料にもとづき、当月の予定配賦額(合計)と当月の工事間接費配賦差異の組合せとして正しいものはどれか。 ・年間の工事間接費予算 16,200,000円、年間の予定機械運転時間 5,400時間 ・当月の機械運転時間 甲工事 210時間、乙工事 160時間、丙工事 120時間 ・当月の工事間接費の実際発生額 1,446,000円
解答と解説を先に見る
正解: 3. 予定配賦額 1,470,000円・貸方差異 24,000円
正解は3です。予定配賦率は16,200,000円÷5,400時間=3,000円で、当月の予定配賦額は3,000円×(210時間+160時間+120時間)=3,000円×490時間=1,470,000円です。配賦差異は予定配賦額と実際発生額の差で、1,470,000円−1,446,000円=24,000円。予定配賦額が実際発生額を上回っている(配賦しすぎた)ので、貸方差異(有利差異)です。1は丙工事の120時間を落とし、甲工事と乙工事の時間だけで予定配賦額を出しています(3,000円×370時間=1,110,000円、1,446,000円−1,110,000円=336,000円の借方差異)。2は予定配賦額と月の予算(16,200,000円÷12=1,350,000円)を比べています(1,470,000円−1,350,000円=120,000円)。4は月の予算1,350,000円を予定配賦額とし、実際発生額との差96,000円を借方差異としています。予定配賦額は「予定配賦率×当月の実際の配賦基準の数値」で、月の予算額ではありません。実際発生額が予定配賦額より多ければ借方差異(不利差異)、少なければ貸方差異(有利差異)です。
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