建設業経理士2級 部門別・工事別計算と原価の理論 練習問題 第4問: 当社は工事原価を未成工事支出金勘定で集計し、工事が完成した時点でその工事の原価を完成工事原価勘定に振り替えている。次の資料にもとづき、当期の未成工事支出金勘定の
当社は工事原価を未成工事支出金勘定で集計し、工事が完成した時点でその工事の原価を完成工事原価勘定に振り替えている。次の資料にもとづき、当期の未成工事支出金勘定の貸方に記入される完成工事原価への振替額として正しいものはどれか。 ・No.301工事: 前期に着工し当期に完成。前期末までの原価 1,380,000円、当期の発生原価 2,450,000円 ・No.302工事: 当期に着工し当期に完成。当期の発生原価 3,160,000円 ・No.303工事: 当期に着工し期末現在で未完成。当期の発生原価 1,270,000円
解答と解説を先に見る
正解: 3. 6,990,000円
正解は3です。未成工事支出金勘定は、借方に前期繰越(期首に未完成だった工事の原価)と当期に発生した原価を記入し、工事が完成したときに、その工事に集計された原価を貸方から完成工事原価勘定へ振り替えます。当期に完成したのはNo.301工事とNo.302工事で、No.301工事は前期末までの原価も含めて振り替えます。(1,380,000円+2,450,000円)+3,160,000円=6,990,000円です。検算として、借方合計8,260,000円から振替額6,990,000円を引くと、未完成のNo.303工事の原価1,270,000円(次期繰越)に一致します。1はNo.301工事の前期末までの原価を含めていません(2,450,000円+3,160,000円)。2は未完成のNo.303工事まで振り替えています。4は当期の発生原価の合計(2,450,000円+3,160,000円+1,270,000円)で、期首の分と未完成の分を調整していません。
関連キーワード: 未成工事支出金・完成工事原価・振替・次期繰越・工事別計算
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