1級建築施工管理技術検定 第一次検定 建築学等 (設備・契約・躯体工事・仕上げ工事) 練習問題 第1問: A点からB点まで、レベルを3回据え付けて水準測量を行い、次の結果を得た。測点A:後視 1.215 m/測点1:前視 1.630 m・後視 0.870 m/測点2
A点からB点まで、レベルを3回据え付けて水準測量を行い、次の結果を得た。測点A:後視 1.215 m/測点1:前視 1.630 m・後視 0.870 m/測点2:前視 1.455 m・後視 1.340 m/測点B:前視 0.890 m。A点の地盤高を 10.000 m とするとき、B点の地盤高として、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 9.450 m
「9.450 m」が適当です。水準測量では、据付けごとに「後視 − 前視」で区間の高低差を求め、既知点の地盤高に順に足していきます。
後視は地盤高の分かっている点に立てた標尺の読み、前視は次に地盤高を求める点の標尺の読みです。A→1 は 1.215 − 1.630 = −0.415 m、1→2 は 0.870 − 1.455 = −0.585 m、2→B は 1.340 − 0.890 = +0.450 m です。
合計は −0.550 m で、後視の和 3.425 m から前視の和 3.975 m を引いた値と一致します。よって B 点の地盤高は 10.000 − 0.550 = 9.450 m です。
「10.550 m」は、前視 − 後視で足して符号を逆にした値です。「9.000 m」は、最後の区間 (測点2→B の +0.450 m) を落とした値で、測点2の地盤高です。
「10.340 m」は、最後の据付けの器械高 (測点2の地盤高 9.000 m + 後視 1.340 m) で、B 点の地盤高ではありません。未知点の地盤高は、既知点の地盤高に「後視の総和 − 前視の総和」を足して求めます。
出典: 計算 (昇降式・器高式による水準測量の原理)
関連キーワード: 水準測量・後視・前視・地盤高・器械高