3級ファイナンシャル・プランニング技能検定 相続・事業承継 練習問題 第52問: 被相続人には子がなく、相続人は配偶者と被相続人の父・母の3人である。課税遺産総額(課税価格の合計額から遺産に係る基礎控除額を控除した金額)が6,300万円である
被相続人には子がなく、相続人は配偶者と被相続人の父・母の3人である。課税遺産総額(課税価格の合計額から遺産に係る基礎控除額を控除した金額)が6,300万円であるとき、相続税の総額はいくらか。なお、相続税の速算表は、1,000万円以下は税率10%・控除額なし、1,000万円超3,000万円以下は税率15%・控除額50万円、3,000万円超5,000万円以下は税率20%・控除額200万円、5,000万円超1億円以下は税率30%・控除額700万円とする。
解答と解説を先に見る
正解: 4. 855万円
相続税の総額は、課税遺産総額を各相続人が法定相続分で取得したものと仮定して各人の税額を計算し、合計して求める(相続税法16条)。配偶者と直系尊属が相続人のときの法定相続分は配偶者3分の2・直系尊属3分の1で(民法900条2号)、父母は各6分の1となる(同条4号)。配偶者は6,300万円×2/3=4,200万円で、4,200万円×20%−200万円=640万円。父母は各1,050万円で、1,050万円×15%−50万円=107.5万円。合計は640万円+107.5万円×2=855万円となり、4が正しい。 3は配偶者2分の1・父母各4分の1とした誤り、2は配偶者4分の3・父母各8分の1(兄弟姉妹が相続人の場合の割合)とした誤り、1は法定相続分で分けずに6,300万円に速算表を当てはめた誤りである。
根拠・参照資料: 相続税法16条、民法900条2号・4号
関連キーワード: 相続税の総額・法定相続分・課税遺産総額・直系尊属・速算表
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