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第一種電気工事士 (学科試験) 基礎理論・配電理論・配線設計 練習問題 第9問: 高圧進相コンデンサに直列リアクトルを設ける理由と、その働きについて、正しいものはどれか。

問題 9 / 12あと 1 問で 80% の位置
中級基礎理論・配電理論・配線設計

高圧進相コンデンサに直列リアクトルを設ける理由と、その働きについて、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. コンデンサのリアクタンスの約 6 % のリアクトルを直列に入れ、第 5 調波に対して回路を誘導性にして高調波の拡大を防ぐ。

肢4が正しい記述です。直列リアクトルは、コンデンサのリアクタンスの 6 % (第 3 調波が多い場合は 13 %) 程度のリアクタンスを持つものを直列に入れ、基本波では容量性のまま、第 5 調波の周波数では回路全体を誘導性にして高調波電流の拡大を防ぎます。投入時の突入電流を抑える効果もあります。肢1は誤りで、直列リアクトルを入れるとコンデンサの端子電圧は電源電圧の 1 ÷ (1 − 0.06) ≒ 1.06 倍に上がるため、コンデンサは定格電圧の高いものを使います。肢2は誤りで、残留電荷を放電するのは放電コイルや放電抵抗の役割です。肢3は誤りで、60 % では合成リアクタンスが 0.4 倍まで減ってコンデンサの端子電圧が電源電圧の 1 ÷ (1 − 0.6) = 2.5 倍に跳ね上がり、直列共振点も第 2 調波より低い周波数に来てしまうため使えません。

関連キーワード: 直列リアクトル・高圧進相コンデンサ・第5調波・6%・放電コイル

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