日商簿記3級 仕訳問題 練習問題 第58問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 週末に小口現金係から、今週の支払高について通信費4,000円、消耗品費3,500円、雑費1,500円の報告を受けた。な
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 週末に小口現金係から、今週の支払高について通信費4,000円、消耗品費3,500円、雑費1,500円の報告を受けた。なお、資金の補給は翌週の初めに行う予定である。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. (借) 通信費 4,000、消耗品費 3,500、雑費 1,500 / (貸) 小口現金 9,000
小口現金係から支払い報告を受けた時点で、支払われた内容にもとづき各費用を計上します。借方に「通信費」4,000円・「消耗品費」3,500円・「雑費」1,500円を計上し、小口現金がその分減少しているため貸方に「小口現金」9,000円を計上します。
補給が翌週に行われる本問では、報告時の仕訳は費用の計上と小口現金の減少だけであり、補給時に改めて「(借) 小口現金 9,000 / (貸) 当座預金 9,000」という仕訳を行います。「(貸) 当座預金 9,000」とする仕訳は、報告と同時に小切手で補給した場合の仕訳であり、補給が翌週の本問では報告時点で当座預金は動いていないため誤りです。
「(借) 小口現金 9,000 / (貸) 当座預金 9,000」は補給時の仕訳のみで、報告された費用が計上されていないため誤りです。「(借) 小口現金 9,000 / (貸) 通信費…」は借方と貸方が逆であり、小口現金が増加して費用が取り消される実態のない仕訳のため誤りです。
「仕訳は不要である」は、支払い報告を受けた時点で費用と小口現金の減少を記帳すべきであり、記帳を補給時まで先送りすると週末時点の帳簿が実態と一致しなくなるため誤りです。小口現金の支払い報告と補給の日が異なるときは、報告時に費用と小口現金の減少を記帳し、補給の日に小口現金を増やします。
関連キーワード: 小口現金・支払報告・定額資金前渡制度・費用計上
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