試験の形と、これから受けられる回
| 項目 | ネット試験 | 統一試験 |
|---|---|---|
| 日程 | 会場が決める日に随時(施行休止期間を除く) | 年3回(次は2027年2月28日・第175回) |
| 時間・問題 | 60分・3題以内 | 60分・3題以内 |
| 合格基準 | 70%以上 | 70%以上 |
| 答え方 | 画面で選択・入力(仕訳はプルダウン) | 問題・答案・計算用紙が一体の冊子に記入 |
| 受験料(税込) | 3,300円(インターネット申込は事務手数料550円) | 3,300円(申込先の商工会議所によって手数料が加わることがある) |
| 結果 | 試験の後、その場でスコアレポート | 合格発表の期日・方法は商工会議所ごと |
ネット試験と統一試験は、出題範囲・難易度・合格基準が同じで、合格すれば同じ資格になります。ネット試験は受験者ごとに違う問題がランダムに出て、問題もメモ用紙も持ち帰れません。
2026年11月15日の第174回は、全国で申込の受付がもう終わっています。次の統一試験は2027年2月28日の第175回で、申込は1月中旬ごろから商工会議所ごとに始まります。ネット試験の施行休止期間は、2026年11月9日〜11月18日と、2027年2月22日〜3月3日です。申込の手順は「簿記3級の申込と日程」にまとめました。
大問ごとの配点は、2027年4月1日以降の試験から「第1問45点・第2問25点・第3問30点」と公表されています。2027年3月31日までの試験は「従来の配点」とされ、大問ごとの点数は公表されていません。
出典: 日本商工会議所「3級 試験概要」「ネット試験」「ネット試験Q&A」「2026年度 試験日程」「第174回の申込について」「3級の配点について」
日商のサンプル問題と、ぴよパスの練習問題
回ごとの試験問題を公開しているのは1級だけで、2級・3級は載せていません。統一試験も、試験の後に問題を回収しています。その代わりに日本商工会議所は、2021年度以降に2・3級で出題した問題の一部を 「サンプル問題」 として無料で公開しています。3級は、第1問・第2問(1)・第2問(2)・第3問の4つの区分に、それぞれサンプル1〜5があります。
サンプル問題の解答は、日商は出していません。日商のページから、TACとネットスクールが独自に作った解答・解説へのリンクがあります(商工会議所としての公式な情報ではない、と断り書きがあります)。
| 日商のサンプル問題 | ぴよパスの練習問題 | |
|---|---|---|
| 何がわかるか | 大問ごとの本番の形・量・難しさ | 論点ごとの仕訳と計算を、繰り返し解いて固める |
| 量 | 4区分 × サンプル5回分 | 3分野270問 |
| 解答・解説 | 日商は出していない(教育機関の解答へリンク) | 全問に解説 |
| 答え方 | 答案用紙(PDF)に書き込む | 選択肢から選ぶ |
サンプル問題の場所と解答の探し方は「簿記3級の過去問はどこにある」にまとめました。
3分野と、ぴよパスの問題数
| 分野 | 本試験で対応する大問 | ぴよパスの問題数 |
|---|---|---|
| 仕訳問題 | 第1問(サンプル5では仕訳15問) | 132問 |
| 帳簿・勘定記入 | 第2問(補助簿・勘定記入など) | 68問 |
| 決算 | 第3問(精算表・財務諸表・試算表など) | 70問 |
| 合計 | 270問 |
大問との対応は、ぴよパスが論点ごとに分けたものです。出題の範囲は日商の「出題区分表」で決まっていて、2027年3月31日までの試験には2022年度版の区分表が使われます。
いちばん問題数が多い仕訳は、帳簿や決算の問題の土台にもなります。1日10問ずつ仕訳を解き、間違えた勘定科目を解説で確かめる、から始めるのが近道です。
例題: 手付金の仕訳と、試算表の貸借
例題1(仕訳) 前もって注文していた商品250,000円を受け取りました。代金のうち50,000円は、注文のときに渡していた手付金を充て、残りは掛けにしました。この仕訳を選ぶ問題です。
答え: (借)仕入 250,000 /(貸)前払金 50,000・買掛金 200,000 です。注文のときに渡した手付金は、商品を受け取る権利として「前払金」(資産)に記録されています。商品を受け取ったら、仕入は商品代金の総額で記録し、前払金を貸方に書いて取り崩します。仕入を200,000円にしてしまう答えや、売り手側が使う「前受金」を使う答えが、よくある誤りです。 この問題を解く →
例題2(決算) 合計試算表と残高試算表について、各勘定の金額がどちら側に書かれるかを問う問題です。
答え: 減価償却累計額の残高は、残高試算表の貸方に書かれる です。減価償却累計額は備品や建物の取得原価から差し引く勘定なので、残高は貸方に生じます。仕入は費用の勘定なので借方です。また、試算表は補助簿ではなく総勘定元帳の各勘定から作ります。 この問題を解く →
270問の回し方
- 仕訳を1周する — 132問を解いて、間違えた勘定科目を控えておきます。全問に解説があり、間違えた問題の解き直しは無料です。
- 帳簿と決算を1周する — 仕訳ができると、補助簿や精算表の問題は「どの仕訳がどこに転記されるか」で解けるようになります。
- サンプル問題を1回分、紙に解く — 第1問〜第3問を60分で通し、本番の量と、金額を書き込む形に慣れます。
- 60分で通して解く — 仕上げに、3分野を本番と同じ60分で解きます(下の模擬試験)。
模擬試験は Premium です
仕訳14問・帳簿6問・決算10問の 30問を60分 で通して解く模擬試験は Premium(月980円)の機能です。70%を合格の目安にして、分野ごとの正答率を出します。
ぴよパスの問題はすべて選択肢から選ぶ形で、本試験の第1問のように勘定科目を選んで金額を書き入れる形や、第2問・第3問のように帳簿や財務諸表の空欄に金額などを答える形は再現していません。時間は本番と同じですが、本試験の合否を判定するものではありません。270問の練習問題と解説は、登録しなくても無料のまま解けます。ネット試験の画面に近い形で練習したい人向けの道具は「簿記のネット試験の模擬試験は無料で受けられる?」にまとめました。
当サイトの問題について
公開しているのは オリジナルの予想問題 で、本試験の問題や日本商工会議所のサンプル問題を掲載・再現したものではありません。問題は、日商が2027年3月31日までの試験に使う2022年度版の出題区分表の範囲で作っています。
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※ ぴよパスは日本商工会議所・各地の商工会議所とは関係のない学習サイトです。試験名は試験を特定するために使っています。





