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宅地建物取引士資格試験 権利関係 練習問題 第64問: 抵当権が設定された建物の賃貸借に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。

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抵当権が設定された建物の賃貸借に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る

正解: 3. 建物の引渡しの猶予を受ける使用者に対し、買受人が相当の期間を定めて買受け後の使用の対価の1か月分以上の支払を催告し、その期間内に履行がないときは、猶予の規定は適用されない

民法第395条第1項は、抵当権者に対抗できない賃貸借により抵当権の目的である建物を使用又は収益する者のうち、競売手続の開始前から使用又は収益をする者と、強制管理又は担保不動産収益執行の管理人が競売手続の開始後にした賃貸借により使用又は収益をする者は、買受人の買受けの時から6箇月を経過するまで建物を引き渡すことを要しないと定める。同条第2項は、買受人が買受け後の使用の対価について相当の期間を定めてその1箇月分以上の支払を催告し、その期間内に履行がない場合には第1項を適用しないとするので、3が正しい。 1は誤り。開始後の賃貸借で猶予を受けるのは管理人がした賃貸借による者に限られ、抵当権設定者との賃貸借による者は含まれない。 2は誤り。起算点は買受けの時であり、開始決定の時ではない。 4は誤り。第387条第1項により、同意が要るのは先に登記をした抵当権者の全員で、対抗できるのは同意をした抵当権者である。

根拠・参照資料: 民法第387条・第395条

関連キーワード: 引渡しの猶予・買受人・競売手続・使用の対価・同意の登記

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