宅地建物取引士資格試験 権利関係 練習問題 第54問: 遺産分割に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
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初級推定正答率 約 88%
遺産分割に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 遺産の分割は、相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずるが、これによって第三者の権利を害することはできない
民法第909条本文は、遺産の分割は相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずると規定し(遡及効)、同条ただし書は、これによって第三者の権利を害することはできないとする。よって2が正しい。 1は誤り。同法第907条第1項により、共同相続人は遺言で分割が禁じられている場合等を除き、いつでも協議で遺産の分割をすることができるのであって、常に家庭裁判所の審判によらなければならないわけではない。 3は誤り。同法第908条第1項により、被相続人が遺言で分割を禁ずることができる期間は相続開始の時から5年を超えない範囲であり、10年ではない。 4は誤り。同法第907条第2項により、協議が調わないときに分割を請求する先は家庭裁判所であって簡易裁判所ではない。
根拠・参照資料: 民法第907条・第908条・第909条
関連キーワード: 民法・相続・遺産分割・遡及効・分割の禁止
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