測量士試験 水準測量・GNSS標高測量 練習問題 第6問: 作業規程の準則に定めるレベル等による水準測量の計算について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。
作業規程の準則に定めるレベル等による水準測量の計算について述べた次の文のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 直接水準測量及び渡海(河)水準測量が混合する路線の平均計算は、標準偏差の二乗の逆数を重量とする。
「直接水準測量及び渡海(河)水準測量が混合する路線の平均計算は、標準偏差の二乗の逆数を重量とする」が正しい記述です(準則第70条第1項第二号)。重量は、平均計算で各路線の観測値に与える重みです。
直接水準測量だけの平均計算は、距離の二乗の逆数でなく距離の逆数を重量とします(同第一号)。距離が長いほど誤差が大きくなるので、重みを小さくする考え方です。
標尺補正計算(標尺の長さの狂いと温度による伸び縮みを直す計算)と正規正標高補正計算(楕円補正。地球が楕円体で緯度により重力が違う分を高さに反映する計算)を行うのは1級水準測量と2級水準測量で、3級水準測量は含みません(第67条第一号)。2級の標尺補正計算は、水準点間の高低差が70 m以上の場合に行います(同号)。
正規正標高補正計算に代えて、実測の重力値による正標高補正計算を用いることができるのは1級水準測量で、2級水準測量ではありません(同号)。変動補正計算(時期の違う観測高低差を基準日の値にそろえる計算)は、級で決まるのではなく、地盤沈下調査を目的とする水準測量について基準日を設けて行います(同第二号)。
平均計算の重量は、直接水準測量だけなら距離の逆数、渡海(河)水準測量が混合する路線なら標準偏差の二乗の逆数です。
根拠・参照資料: 作業規程の準則第67条・第70条
関連キーワード: 平均計算・重量・正規正標高補正・正標高補正・変動補正
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