測量士試験 三次元点群測量(レーザ測量) 練習問題 第7問: 地上レーザ測量で、地上レーザスキャナから斜距離50 mの水平面上の点に、レーザ光が入射角4°で当たっている。入射角は地形、地物等とレーザ光がなす角で、垂直方向の
地上レーザ測量で、地上レーザスキャナから斜距離50 mの水平面上の点に、レーザ光が入射角4°で当たっている。入射角は地形、地物等とレーザ光がなす角で、垂直方向の角度の計測間隔は36″である。この点の付近で隣り合う計測点の放射方向(スキャナから遠ざかる方向)の間隔に最も近いものはどれか。ただし、ρ = 206,265″、sin 4° = 0.0698 とし、角度の計測間隔は微小として1次の近似で求める。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 約 125 mm
「約 125 mm」が最も近い値です。レーザ光に直交する面の上の間隔は、斜距離 × 角度の計測間隔 ÷ ρ = 50 × 36 ÷ 206,265 ≒ 0.00873 m = 8.73 mm です(ρ は秒をラジアンに直す数)。
水平面に浅い角度で当たると間隔は放射方向に引き伸ばされるので、8.73 ÷ sin 4° = 8.73 ÷ 0.0698 ≒ 125 mm になります。「約 0.61 mm」は sin 4° で割らずに掛けた値、「約 8.73 mm」は入射角を考えない値、「約 250 mm」は斜距離を往復の100 mとした値、「約 1,790 mm」は sin 4° で2回割った値です。
作業規程の準則第368条第1項の表は、複数時期のデータを比較点検等する場合の水平面の計測条件として、標高の較差の許容範囲(標準偏差)5 mmに放射方向の計測点間隔250 mm、最小入射角4度を標準としており、この場面の125 mmは250 mmの内側です。入射角の定義は第374条第四号です。
水平面の放射方向の間隔は「斜距離 × 角度の計測間隔(秒)÷ ρ ÷ sin(入射角)」で求めます。
根拠・参照資料: 作業規程の準則第368条第1項・第374条
関連キーワード: 地上レーザ測量・計測点間隔・放射方向・入射角・ρ
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