測量士試験 基準点測量(トータルステーション) 練習問題 第6問: 公共測量の基準点測量において、TSで点P1と点P2の間を正反に観測し、測定距離 D = 500.000 m と表の結果を得た。 その点で観測した高低角:点P1
公共測量の基準点測量において、TSで点P1と点P2の間を正反に観測し、測定距離 D = 500.000 m と表の結果を得た。
| 項目 | 点P1 | 点P2 |
|---|---|---|
| その点で観測した高低角 | (α1) +2°00′34″ | (α2) −1°59′26″ |
| その点の器械高 | (i1) 1.500 m | (i2) 1.450 m |
| その点の目標高 | (f1) 1.600 m | (f2) 1.550 m |
作業規程の準則の計算式により正反の観測値から求めた、点P1に対する点P2の高低差 h (P2の標高 − P1の標高) に最も近いものはどれか。次の中から選べ。ただし、sin 2°00′00″ = 0.03490 とし、両差(気差及び球差)は正反の計算で打ち消されるものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 17.500 m
準則の付録6の2.5.1によると、正反の観測による高低差は h = D sin{(α1 − α2)/2} + (i1 + f1)/2 − (i2 + f2)/2 で、αは高低角、iは器械高、fは目標高です。(α1 − α2)/2 = {2°00′34″ − (−1°59′26″)}/2 = 4°00′00″/2 = 2°00′00″なので、第1項は 500.000 × 0.03490 = 17.450 mです。
(i1 + f1)/2 = 3.100/2 = 1.550 m、(i2 + f2)/2 = 3.000/2 = 1.500 mで、差は +0.050 mです。よって h = 17.450 + 0.050 = 17.500 mです。
「17.450 m」は器械高と目標高の項を落とした値、「17.400 m」はその項の符号を逆にした値、「17.550 m」はその項を2で割らなかった値、「0.132 m」は角を (α1 + α2)/2 = 0°00′34″ としたときの値 (500 × 34/206,265 + 0.050) です。正反の高低差は、測定距離に高低角の差の半分の sin を掛け、(i1 + f1)/2 − (i2 + f2)/2 を足して求めます。
根拠・参照資料: 作業規程の準則付録6
関連キーワード: 正反観測・高低差・高低角・器械高・目標高・両差
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