測量士試験 基準点測量(トータルステーション) 練習問題 第5問: 次の文は、作業規程の準則に定める基準点測量の平均計算について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
次の文は、作業規程の準則に定める基準点測量の平均計算について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 基線の解析手法や解析時間が揃わないときの分散の固定値は、dN=dE=(0.007 m)²、dU=(0.004 m)²とする。
誤りは「分散の固定値は、dN=dE=(0.007 m)²、dU=(0.004 m)²とする」です。準則第43条第2項第二号では、仮定三次元網平均計算の重量 (平均計算での観測値の重み) は基線解析の分散・共分散行列の逆行列を用い、全ての基線の解析手法や解析時間が同じでないときは分散の固定値 dN = dE = (0.004 m)²、dU = (0.007 m)² を用います。
水平と高さを入れ替えた文は誤りです。同条第3項第一号イの表では、厳密水平網平均計算の重量に距離に無関係な標準偏差 mS = 10 mm と距離に比例する誤差の比例定数 γ = 5×10⁻⁶ を全級共通で用い、角の1方向の標準偏差 mt は1級1.8″、2級3.5″、3級4.5″、4級13.5″です。
同号ロでは簡易網平均の重量を、方向角は各路線の観測点数の逆数、水平位置と標高は各路線の距離の総和の逆数とします。第2項は、電子基準点のみを既知点とする場合を除き、閉じた多角形を形成させ、既知点の緯度と経度に元期座標を使うと定めます。
基線の解析手法や解析時間が揃わないときの分散の固定値は、水平 (0.004 m)²、高さ (0.007 m)² で、高さの方が大きな値です。
根拠・参照資料: 作業規程の準則第43条・付録6
関連キーワード: 厳密水平網平均計算・簡易水平網平均計算・仮定三次元網平均計算・重量・元期座標・分散の固定値
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