測量士試験 GNSS測量 練習問題 第5問: 既知点1点を固定するGNSS測量機による仮定三次元網平均計算を行った。固定点Aから既知点Bまでの路線には、辺数4の路線と辺数9の路線がある。Bの成果値と仮定三次
既知点1点を固定するGNSS測量機による仮定三次元網平均計算を行った。固定点Aから既知点Bまでの路線には、辺数4の路線と辺数9の路線がある。Bの成果値と仮定三次元網平均計算の結果の差は、平面直角座標でΔX=−0.072 m、ΔY=+0.135 mであった。作業規程の準則の標準に照らしたとき、水平位置の閉合差・許容範囲・判定の組合せとして最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 閉合差 153 mm、許容範囲 180 mm で、範囲内
仮定三次元網平均計算は、既知点を1点だけ固定して計算し、ほかの既知点の成果値とのずれ(閉合差)を見る計算です。水平位置の閉合差Δsは、既知点の成果値と計算結果から求めた距離です(準則第43条第2項第三号イ)。
距離なのでΔXとΔYを二乗して足し、平方根をとります。0.072²+0.135²=0.005184+0.018225=0.023409、√0.023409=0.153 mで、153 mmです。
許容範囲はΔs=100mm+40mm√Nで、Nは既知点までの最少辺数なのでN=4です。100+40×√4=100+80=180 mmとなり、153 mm<180 mmで許容範囲内です。
207 mmは成分の絶対値をそのまま足した値(72+135)、63 mmは符号のまま足した値(−72+135)で、どちらも距離になっていません。許容範囲100 mmは電子基準点間の閉合差の式(第42条第1項第二号ロ)に当てはめた値(60+20×√4)、220 mmは辺数9の路線でNを数えた値(100+40×√9)です。
水平位置の閉合差は成分から求めた距離で、許容範囲100mm+40mm√NのNは最少辺数です。
根拠・参照資料: 作業規程の準則第43条第2項第三号
関連キーワード: 仮定三次元網平均計算・水平位置の閉合差・最少辺数・許容範囲
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