測量士試験 地形測量(現地測量・数値地形図) 練習問題 第2問: 現地測量の細部測量で、キネマティック法又はRTK法により地形、地物等を測定する。この測定に関する次の記述のうち、作業規程の準則に照らして明らかに間違っているもの
現地測量の細部測量で、キネマティック法又はRTK法により地形、地物等を測定する。この測定に関する次の記述のうち、作業規程の準則に照らして明らかに間違っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 5. 観測は2セットとし、FIX解を得てから10エポック以上を標準とする。
「観測は2セット」が誤りです。作業規程の準則第122条第3項は、キネマティック法又はRTK法による地形、地物等の測定について、観測は1セット行うものと定めています。
同項の表は、使用衛星数を5衛星以上(GLONASS衛星を用いる場合は6衛星以上)、観測回数をFIX解(整数値バイアスが確定した解)を得てから10エポック以上とすることを標準としています。エポックは受信する1回の信号で、データ取得間隔1秒なら10エポックは約10秒です。
ほかの文は準則どおりです。基準点又はTS点にGNSS測量機を整置して放射法で行うのは第122条第1項です。
初期化(整数値バイアスの決定)では確定を誤ることもあるので、初期化を行う観測点では点検をします。観測位置が明確な標杭等で1セット観測し(同条第4項第一号)、再初期化(決め直し)をして2セット目を観測し(同項第二号)、その2セット目の観測値を採用値として観測を継続します(同項第三号)。
既知点での1セットの観測で2セットの点検に代えられることは同項第四号にあります。観測の途中で再初期化するときも同じ点検を行います(同条第6項)。
TS点の設置(第118条第2項)は2セットですが、地形、地物等の測定は1セットで、2セットになるのは初期化の点検のときだけです。
根拠・参照資料: 作業規程の準則第122条
関連キーワード: 細部測量・観測セット数・初期化・再初期化・RTK法
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