二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 建築構造 練習問題 第34問: 木造の建築物の構造耐力上主要な部分である柱がある。断面積は1.44×10⁴mm²、断面二次モーメントは最大のもので2.304×10⁷mm⁴、最小のもので1.29
学科Ⅲ 建築構造
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第34問
木造の建築物の構造耐力上主要な部分である柱がある。断面積は1.44×10⁴mm²、断面二次モーメントは最大のもので2.304×10⁷mm⁴、最小のもので1.296×10⁷mm⁴、座屈長さはどの方向にも3.0mである。この柱の有効細長比と、建築基準法施行令に定める木造の構造耐力上主要な部分である柱の有効細長比の上限との組合せとして、最も適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 有効細長比は100、上限は150
「有効細長比は100、上限は150」です。有効細長比は、座屈長さlkを断面の最小の断面二次半径i(断面の曲がりにくさを長さで表した値)で割った比です。
座屈は曲がりやすい軸のまわりで起こるので、最小の断面二次モーメントを使います。i=√(I/A)=√(1.296×10⁷÷1.44×10⁴)=√900=30mm なので、λ=lk/i=3,000mm÷30mm=100 です。
建築基準法施行令第43条第6項(木造の節の規定)は、構造耐力上主要な部分である柱の有効細長比を150以下と定めており、この柱は適合します。75は最大の断面二次モーメントから i=√1600=40mm として求めた値、約3.3は√をとらずに I/A=900 で割った値です。
200は鋼材の圧縮材のうち柱の上限、250は柱以外の上限です(第65条)。有効細長比は最小の断面二次モーメントから求め、木造の柱の上限は150と押さえましょう。
根拠・参照資料: 建築基準法施行令第43条第6項、第65条
関連キーワード: 有効細長比・断面二次半径・座屈長さ・木造の柱
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