二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 建築構造 練習問題 第32問: 同じ材料・同じ断面で、長さがいずれもLの2本のはりがある。はりAは片持ちばりで、自由端に集中荷重Pが作用している。はりBは単純ばりで、スパンの中央に集中荷重Pが
学科Ⅲ 建築構造
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第32問
同じ材料・同じ断面で、長さがいずれもLの2本のはりがある。はりAは片持ちばりで、自由端に集中荷重Pが作用している。はりBは単純ばりで、スパンの中央に集中荷重Pが作用している。はりAの自由端のたわみは、はりBのスパン中央のたわみの何倍か。ただし、はりの自重は無視し、変形は弾性の範囲の小さいものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 16倍
「16倍」です。自由端に集中荷重Pを受ける片持ちばりの先端のたわみは PL³/(3EI)、スパン中央に集中荷重Pを受ける単純ばりの中央のたわみは PL³/(48EI) です(Eはヤング係数、Iは断面二次モーメント)。
比は (1/3)÷(1/48)=48/3=16 で、片持ちばりの方が16倍たわみます。単純ばりを中央で2つに分けると、長さL/2の片持ちばりの先端に反力P/2が作用する形になり、(P/2)(L/2)³/(3EI)=PL³/(48EI) と確かめられます。
8倍は長さの比2の3乗だけを見て荷重が半分になることを落とした値、48倍は単純ばりの係数をそのまま比とした値、4倍は長さの比を2乗にした値、2倍は長さの比だけの値です。片持ちばりの係数1/3と単純ばりの係数1/48の比をとると押さえましょう。
関連キーワード: たわみ・片持ちばり・単純ばり・集中荷重
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