二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅲ 建築構造 練習問題 第31問: スパンLの単純ばりの中央に集中荷重Pが作用している。はりは全長にわたって同じ材料・同じ長方形断面で、自重は無視し、変形は弾性の範囲の小さいものとする。条件を1つ
学科Ⅲ 建築構造
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第31問
スパンLの単純ばりの中央に集中荷重Pが作用している。はりは全長にわたって同じ材料・同じ長方形断面で、自重は無視し、変形は弾性の範囲の小さいものとする。条件を1つだけ変えたときのスパン中央のたわみの変化に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. スパンLだけを2倍にすると、中央のたわみは4倍になる。
「スパンLだけを2倍にすると、中央のたわみは4倍になる」が不適当です。スパン中央に集中荷重Pを受ける単純ばりの中央のたわみは δ=PL³/(48EI) で、スパンLの3乗に比例するので、Lを2倍にすると2³=8倍になります。
4倍はLの2乗に比例すると取り違えた値です。δは荷重Pに比例するので、Pを2倍にすれば2倍です。
ヤング係数E(材料の伸び縮みのしにくさ)と断面二次モーメントI(断面の曲げにくさ)には反比例します。長方形断面のIは bh³/12 なので、せいhを2倍にするとIは8倍でたわみは1/8、幅bを3倍にするとIは3倍でたわみは1/3です。
単純ばりのたわみはスパンの3乗に比例し、EとIに反比例すると押さえましょう。
関連キーワード: たわみ・単純ばり・断面二次モーメント・ヤング係数
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