二級建築士試験 学科の試験 学科Ⅰ 建築計画 練習問題 第31問: 日本の古代から中世の寺院建築に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
学科Ⅰ 建築計画
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第31問
日本の古代から中世の寺院建築に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 唐招提寺金堂は、桁行七間・梁間四間の一重の仏堂で、屋根を入母屋造の本瓦葺とし、南側の一間を吹放ちとする。
「唐招提寺金堂は…屋根を入母屋造の本瓦葺とし」とする記述が不適当です。文化遺産オンラインの解説では、唐招提寺金堂は桁行七間・梁間四間・一重・寄棟造・本瓦葺で南面して建ち、南側一間を吹放ち(壁や建具を入れず外に開いた柱間)とする建物で、鑑真が開いた寺にあり、奈良時代につくられた寺院金堂の唯一の遺構とされています。
屋根は入母屋造ではなく寄棟造です。法隆寺金堂は二重基壇の上に建ち、軒先に出る流麗な曲線状の雲斗雲肘木を用い、屋根は勾配の強い入母屋造です。
東大寺南大門は治承4年(1180)の平氏の焼打の後の復興で正治元年(1199)に上棟した二重門で、重源が取り入れた大仏様の特色(深い軒を支える挿肘木、天井を張らずに屋根裏を見せる化粧屋根裏など)をよく表します。唐招提寺金堂は寄棟造、法隆寺金堂は入母屋造と、屋根の形式で見分けましょう。
関連キーワード: 唐招提寺金堂・寄棟造・大仏様・法隆寺金堂・日本建築史
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