会員内部管理責任者資格試験 取引所定款・諸規則と売買管理 練習問題 第29問: 東京証券取引所の約定取消しルールの仕組みに関する記述のうち、正しいものはどれか。
取引所定款・諸規則と売買管理
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第29問
東京証券取引所の約定取消しルールの仕組みに関する記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 約定取消しで取り消された買付けについて、投資者が証券会社に対して負っていた代金を支払う義務は、さかのぼって初めから生じなかったものとして扱われる。
2が正しく、約定取消しルールで取り消された売買は成立しなかったものとして扱われ、投資者と証券会社の間の代金の支払いや株式の受渡しなどの権利や義務も、さかのぼって無かったことになります。この制度が使われるのは、誤注文による大規模な約定で決済が長い間できなくなり、市場が大きく混乱すると見込まれる場合です。
1は誤りで、約定取消しを申請するのは、投資者ではなく誤注文を出した証券会社です。
3は誤りで、取消しで損害を受けた投資者が誤注文をした証券会社や取引所に賠償を求められるのは、相手に故意又は重大な過失がある場合だけで、通常の過失では求められません。
4は誤りで、復活のための売買は、取引所の承認を受けて、終値ではなく取り消された売買と同じ値段で行います。
5は誤りで、約定を取り消すかどうかを決めるのは、証券会社どうしの協議ではなく東京証券取引所です。約定取消しは、誤注文を出した証券会社が申請し、取り消すかどうかは東京証券取引所が決めると、申請と決定の主体を分けて覚えます。
関連キーワード: 約定取消しルール・誤注文・復活のための売買・東京証券取引所
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