危険物取扱者 乙種第3類 基礎的な物理学及び基礎的な化学 練習問題 第47問: 鉄鋼の腐食と、その防止に関する記述として、正しいものはどれか。
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中級推定正答率 約 63%
鉄鋼の腐食と、その防止に関する記述として、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. 鋼製の配管がコンクリートの中から土壌の中へ通り抜けている場合、土壌の中の部分が腐食しやすい。
異なる環境にまたがって埋設された鋼管では、環境ごとの電位の差によって大きな腐食電池(マクロセル)ができます。強いアルカリ性のコンクリートの中の鋼管は電位が高くカソードとなり、土壌の中の鋼管がアノードとなって腐食するので、1が正しい記述です。鉄よりイオン化傾向の小さい銅をつなぐと、鉄のほうがアノードになり、配管の腐食はかえって速まります。配管を守る犠牲陽極には、マグネシウムや亜鉛のように鉄よりイオン化傾向の大きい金属を使います(2は誤り)。コンクリートの中の鉄筋がさびにくいのは、コンクリートが強いアルカリ性で、鉄の表面に不動態の膜ができるためです(3は誤り)。迷走電流による腐食(電食)は、電流が配管から土壌へ流れ出る部分で起こります(4は誤り)。ステンレス鋼の耐食性は、クロムの酸化物を主とする不動態皮膜によるものです(5は誤り)。
関連キーワード: 腐食・マクロセル・迷走電流・イオン化傾向・不動態
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