危険物取扱者 乙種第1類 基礎的な物理学及び基礎的な化学 練習問題 第64問: 灯油2,000リットルの温度が15℃から35℃に上昇したとき、体積の増加量として正しいものはどれか。ただし灯油の体膨張率は1.0×10⁻³ K⁻¹(0.001/
灯油2,000リットルの温度が15℃から35℃に上昇したとき、体積の増加量として正しいものはどれか。ただし灯油の体膨張率は1.0×10⁻³ K⁻¹(0.001/℃)とし、タンクの膨張は考えないものとする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 約40リットル
液体の体積増加量は「元の体積 × 体膨張率 × 温度差」で求めます。温度差は35-15=20Kなので、増加量=2,000×0.001×20=40リットルです(選択肢5が正しい)。よくある誤りは、温度差を上昇後の35Kと取り違える(→70リットル・選択肢2)、温度差を40Kとする(→80リットル・選択肢1)、体膨張率の桁を1桁誤る(→4リットル・選択肢3、400リットル・選択肢4)ことです。体膨張率は液体ごとに異なり、灯油は約1.0×10⁻³ K⁻¹、ガソリンは約1.35×10⁻³ K⁻¹で、同じ体積・同じ温度差でもガソリンのほうが膨張量は大きくなります。この計算は、危険物の容器やタンクに空間容積を残す理由(温度上昇による膨張であふれるのを防ぐ)を定量的に裏付けるものです。
関連キーワード: 体膨張・計算問題・空間容積
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