自動車整備士3級 整備機器等 練習問題 第11問: 鋼の熱処理についての説明として、適切なものはどれか。
整備機器等
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第11問
鋼の熱処理についての説明として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. 焼なましは、加熱した鋼を炉の中などでゆっくり冷やし、軟らかくする処理である。
「焼なましは、加熱した鋼を炉の中などでゆっくり冷やし、軟らかくする処理」が適切です。鋼の硬さや粘り強さは、加熱した後の冷やし方と、処理を行う順で大きく変わります。
焼なましは加熱後に炉の中などでゆっくり冷やし、硬さを下げて加工しやすくし、内部のひずみを取る処理です。「焼入れは…急に冷やして軟らかくし」は結果が逆で、加熱した鋼を急に冷やすと硬い組織ができるので、焼入れは鋼を硬くする処理です。
「焼戻しは、焼入れの前の鋼を…」は順が誤りです。焼戻しは焼入れの後に行い、焼入れで硬くもろくなった鋼を再び加熱して、粘り強さを与える処理です。
「高周波焼入れは…内部まで均一に加熱し…全体を硬くする」は加熱される範囲が誤りです。電磁誘導で鋼に生じる電流は表皮効果 (交流が導体の表面近くに集まる性質) で表面に集まるので、ふつうは表面が加熱され、急に冷やすと表面が硬くなり、内部は粘り強いまま残ります。
鋼は急に冷やすと硬く、ゆっくり冷やすと軟らかくなり、焼戻しは焼入れの後に行うという順を押さえましょう。
関連キーワード: 熱処理・焼入れ・焼戻し・焼なまし
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