自動車整備士3級 整備機器等 練習問題 第10問: 使用過程の自動車 (被牽引自動車を除く) の主制動装置をブレーキ・テスタで検査するとき、制動力の計量単位にkgfを用いる場合は、制動力の総和が検査時車両状態にお
使用過程の自動車 (被牽引自動車を除く) の主制動装置をブレーキ・テスタで検査するとき、制動力の計量単位にkgfを用いる場合は、制動力の総和が検査時車両状態における自動車の重量の50%以上であることが求められる。検査時車両状態の重量が1,200kgの自動車で、この下限にあたる制動力の総和をN (ニュートン) で表した値として、適切なものはどれか。ただし、1kgf=9.8Nとし、割り切れないときは小数点以下第2位を四捨五入する。最高速度の低い自動車の特例には当たらないものとする。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 5,880N
「5,880N」が適切です。保安基準の細目を定める告示 第171条は、使用過程の自動車の主制動装置について、制動力の総和を重量で除した値が4.90N/kg以上 (計量単位にkgfを用いる場合は、制動力の総和が重量の50%以上) であることを求めています。
重量1,200kgの自動車に働く重力は1,200kgfなので、その50%は600kgfです。1kgf=9.8Nとして、600×9.8=5,880Nになります。
N/kgの基準で計算しても1,200kg×4.90N/kg=5,880Nで同じ値になり、4.90N/kgは9.8N/kgのちょうど半分 (50%) にあたることが分かります。「600N」はkgfの値をNに換えずにそのまま書いた誤り、「61.2N」は9.8を掛けるところを割った誤り (600÷9.8≒61.2) です。
「11,760N」は重量1,200kgfをNに換えただけで、50%を掛け忘れています。kgfからNへは9.8を掛け、Nからkgfへは9.8で割るという換算の向きを押さえましょう。
根拠・参照資料: 道路運送車両の保安基準第12条、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第171条
関連キーワード: kgf・ニュートン・制動力・ブレーキ・テスタ
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