自動車整備士3級 エンジン等 練習問題 第29問: 鉛バッテリの電解液やセルに関する記述として、適切なものはどれか。
エンジン等
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第29問
鉛バッテリの電解液やセルに関する記述として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 放電が進んで電解液の濃度が下がると凝固点が上がり、寒い時期に凍りやすくなる。
鉛バッテリは、正極に二酸化鉛、負極に鉛、電解液に希硫酸を使う蓄電池です。放電すると硫酸が両方の極板と反応して硫酸鉛と水ができ、電解液の濃度(比重)が下がります。
濃度が下がると電解液の凝固点が上がるので、充電が不足したバッテリは寒い時期に凍りやすくなります。「希硫酸を補って」は誤りで、液が減るのは水が蒸発したり充電中に水素と酸素に分解したりするためなので、補うのは精製水です。
液量は日常点検の項目です(自動車点検基準 別表第二)。「充電を続けると…水ができ、濃度は下がっていく」は逆で、充電では放電の反応が逆向きに進み、硫酸鉛が鉛と二酸化鉛に戻るとともに硫酸ができて、電解液の濃度は上がります。
「約1.2Vで…10個」は誤りで、鉛バッテリの1セルの公称電圧は2.0Vなので、12Vのバッテリは6個のセルを直列につないでいます(12÷2.0=6)。放電すると濃度が下がり、凍りやすくもなると押さえましょう。
関連キーワード: 鉛バッテリ・電解液・希硫酸・凝固点
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