自動車整備士3級 エンジン等 練習問題 第28問: スタータ(始動装置)に関する記述として、適切なものはどれか。
エンジン等
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第28問
スタータ(始動装置)に関する記述として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. ピニオンに組み込まれたオーバランニング・クラッチは、始動後にリング・ギヤの回転がモータへ伝わらないようにする。
スタータは、バッテリの電流で回る直流モータの力をピニオン(小さな歯車)からクランク軸のリング・ギヤ(大きな歯車)へ伝えてエンジンを回し、始動させます。ピニオンにはオーバランニング・クラッチ(一方向クラッチ)が組み込まれていて、エンジンがかかった後にリング・ギヤの側からの回転がモータへ伝わらないようにしています。
「リング・ギヤより…大きな歯車で、回転を速めて」は逆です。小さなピニオンで大きなリング・ギヤを回すので、回転は歯数の比だけ遅くなり、その分だけ大きなトルクでクランク軸を回せます(歯数10と100なら回転は10分の1、トルクは10倍)。
「止まっている間もかみ合っていて」も誤りで、ピニオンはスイッチを入れたときだけソレノイドで押し出されてリング・ギヤにかみ合います。「分巻式の直流モータ」は誤りで、スタータのモータには多くの場合、直巻式の直流モータが使われます。
動力はモータからクランク軸への一方向にだけ伝わる、と押さえましょう。
関連キーワード: スタータ・ピニオン・リング・ギヤ・オーバランニング・クラッチ
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