自動車整備士3級 シャシ 練習問題 第26問: ブレーキのベーパ・ロックの説明として、適切なものはどれか。
シャシ
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第26問
ブレーキのベーパ・ロックの説明として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. ブレーキ液が過熱して沸騰し、できた気泡が圧縮されて、ペダルの力が油圧として伝わりにくくなる現象。
「ブレーキ液が過熱して沸騰し、できた気泡が圧縮されて…」が適切です。ベーパは蒸気のことです。
液体はほとんど圧縮されないので、ペダルの力は油圧として各ホイール・シリンダへ伝わります。ところが、長い下り坂などでブレーキの熱がブレーキ液に伝わって沸騰すると、配管の中に気体の泡ができます。
気体は押すと縮むので、ペダルを踏んでも泡が縮むだけで油圧が上がりにくく、ブレーキが効きにくくなります。「ライニングやパッドが過熱し、摩擦係数が下がって」は、摩擦材の過熱で起きるフェードの説明です。
「ドラムが熱で膨張して」は、ドラムとシューのすき間の話で、ブレーキ液の沸騰とは別の現象です。「量が減り、リザーバ・タンクの液面が下がる」は原因の取り違えで、沸騰しても液が配管の外へ出ていくわけではなく、効きを奪うのは配管の中で縮む気泡です。
なお、ブレーキの液量は自動車点検基準の別表第二(自家用乗用自動車などの日常点検)の項目です。ベーパ・ロックはブレーキ液の沸騰でできた気泡が縮むことが原因で、フェードは摩擦材の過熱が原因と押さえましょう。
根拠・参照資料: 自動車点検基準第1条・別表第二
関連キーワード: ベーパ・ロック・フェード・ブレーキ液・日常点検
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