自動車整備士3級 シャシ 練習問題 第21問: 四輪自動車のホイールを車両に取り付けるときの、ホイール・ナットの締め付けの手順として、適切なものはどれか。
四輪自動車のホイールを車両に取り付けるときの、ホイール・ナットの締め付けの手順として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. 対角の位置のナットの順に数回に分けて均一に締め、最後に規定のトルクで締め付ける。
「対角の位置のナットの順に数回に分けて均一に締め、最後に規定のトルクで締め付ける」が適切です。ナットを1本ずつ締め切ると、ホイールが先に締めた側へ引き寄せられて片寄り、ハブの取付面に均一に密着しないまま固定されてしまいます。
対角の位置の順に少しずつ締めていくと、向かい合う側が交互に引き寄せられるので、ホイールが中心を保ったまま全体が均一に押し付けられます。最後にトルク・レンチで規定のトルクに締め付けます。
ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩みは、自家用乗用自動車の定期点検で1年ごとに見る項目で(自動車点検基準 別表第六)、ナットに緩みがあるものは保安基準の細目に適合しません(保安基準第9条第1項・細目告示 第167条第2項第1号)。「隣り合うナットを円周の順に…締め切って」は、締める位置が円周の一方へ回りながら1本ずつ締め切るので、ホイールが片側から寄せられたまま固定されます。
「対角の…1本ずつ1回で…締め切って」と「最初の1本を…締め切って」も、先に締め切った側へホイールが片寄ったまま固定されます。ホイール・ナットは対角の順に数回に分けて締め、最後に規定のトルクで締め付けると押さえましょう。
根拠・参照資料: 道路運送車両の保安基準第9条、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第167条、自動車点検基準別表第六
関連キーワード: ホイール・ナット・締め付けトルク・トルク・レンチ・定期点検
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