自動車整備士3級 シャシ 練習問題 第7問: 車軸懸架式の後輪駆動車 (前にエンジンと変速機、後ろにデファレンシャル) のプロペラ・シャフトの各部について、適切なものはどれか。
車軸懸架式の後輪駆動車 (前にエンジンと変速機、後ろにデファレンシャル) のプロペラ・シャフトの各部について、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 2. スリップ・ジョイントは、車軸の上下動に伴うシャフトの長さの変化を吸収する。
「スリップ・ジョイントは、車軸の上下動に伴うシャフトの長さの変化を吸収する」が適切です。車軸懸架式の後輪駆動車では、変速機は車体側に、デファレンシャルはばねで支えられた車軸側にあります。
路面の凹凸で車軸が上下すると、両者を結ぶプロペラ・シャフトの角度と長さが変わります。角度の変化は両端の自在継手が、長さの変化はスプライン (軸の方向に滑れる歯) でつないだスリップ・ジョイントが吸収します。
「十字形の自在継手は…伸び縮みする動きを受け持つ」は誤りで、十字形の自在継手はヨークと十字軸で角度の変化を受け持つ継手で、軸の方向には伸び縮みしません。「スリップ・ジョイントは…角度の変化を吸収する」は役割の入れ替えで、スプラインは軸の方向に滑るだけで、曲がる動きは両端の自在継手が受け持ちます。
「十字形の自在継手は…中間を車体に支える軸受」も役割の入れ替えで、2本に分けたプロペラ・シャフトの中間を車体に支える軸受はセンタ・ベアリングです。使用過程の自動車では、推進軸のスプライン部・自在接手部・センター・ベアリングに著しいがたがあるものは基準に適合しません (道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第166条)。
角度は自在継手、長さはスリップ・ジョイント、と押さえましょう。
関連キーワード: プロペラ・シャフト・自在継手・スリップ・ジョイント・センタ・ベアリング
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