自動車整備士3級 シャシ 練習問題 第2問: マニュアル・トランスミッション車のクラッチの滑りについて、適切なものはどれか。
シャシ
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第2問
マニュアル・トランスミッション車のクラッチの滑りについて、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 3. クラッチ・ペダルの遊びが小さすぎると、滑りの原因になる。
「クラッチ・ペダルの遊びが小さすぎると、滑りの原因になる」が適切です。クラッチは、ディスクのフェーシング (ディスクに貼った摩擦材) をフライホイールとプレッシャ・プレートで挟み、その摩擦力でエンジンのトルクを伝えます。
ペダルの遊びが極端に小さいと、足を離していてもレリーズ・ベアリングがダイヤフラム・スプリングを押し続け、クラッチを切る向きの荷重が常にかかるので、フェーシングが減っていなくても押し付ける力が足りずに滑ります。「遊びが大きすぎる」は逆で、踏み込んでもクラッチが完全に切れない (切れ不良) 原因になります。
トーション・スプリングはディスクの鋼板とハブの間にあり、つなぐときの急なトルクの変化を和らげるばねです。押し付ける荷重を与えるのは、クラッチ・カバーのクラッチ・スプリングです。
「摩耗が進むと切れ不良」は原因の取り違えで、フェーシングが消耗すると摩擦力でトルクを伝えきれなくなり、滑ります。使用過程の自動車で、クラッチに著しい滑りがあるものは基準に適合しません (道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第166条)。
遊びが小さすぎると滑り、大きすぎると切れ不良、と向きで押さえましょう。
関連キーワード: クラッチ・滑り・ペダルの遊び・フェーシング
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