自動車整備士3級 シャシ 練習問題 第1問: 乾式単板クラッチ (ダイヤフラム・スプリング式で、レリーズ・ベアリングが押して切る形式) で、クラッチ・ペダルを踏み込んで動力を切るときの作動として、適切なもの
乾式単板クラッチ (ダイヤフラム・スプリング式で、レリーズ・ベアリングが押して切る形式) で、クラッチ・ペダルを踏み込んで動力を切るときの作動として、適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. レリーズ・ベアリングがダイヤフラム・スプリングの中央部を押し、プレッシャ・プレートがクラッチ・ディスクから離れる。
「レリーズ・ベアリングがダイヤフラム・スプリングの中央部を押し、プレッシャ・プレートがクラッチ・ディスクから離れる」が適切です。この形式では、皿ばね状のダイヤフラム・スプリングの外周がプレッシャ・プレートに荷重を掛け、ディスクをフライホイールに押し付けて、その摩擦で回転を伝えます。
ペダルを踏むとレリーズ・ベアリングがスプリングの中央部を押し、スプリングが支点を境にたわんで外周が逆の向きに動くので、プレッシャ・プレートを押す力が抜けてディスクから離れ、動力が切れます。「外周部を押し」は誤りで、外周はプレッシャ・プレートに荷重を掛けている側です。
「外周部も同じ向きに動いて」は誤りで、中央部と外周部は支点を挟んで逆に動きます。外周が押された向きに動けば、プレッシャ・プレートはかえってディスクへ押し付けられます。
「プレッシャ・プレートを直接押して、すき間を作る」も誤りで、レリーズ・ベアリングが押すのはスプリングの中央部です。ペダルの遊びと切れたときの床板とのすき間は、自家用乗用自動車の1年ごとの定期点検の項目です (自動車点検基準 別表第六)。
中央を押すと支点の向こうの外周は逆に動く、というばねの向きを押さえましょう。
関連キーワード: クラッチ・レリーズ・ベアリング・ダイヤフラム・スプリング・プレッシャ・プレート
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