高圧ガス製造保安責任者 丙種化学 (特別試験科目) 保安管理技術 練習問題 第7問: 液化ガスを送る遠心ポンプの運転について、正しいものは次のうちどれか。
問題 7 / 14あと 2 問で 60% の位置
中級保安管理技術難易度目安 約 68%
液化ガスを送る遠心ポンプの運転について、正しいものは次のうちどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. 吸込み側の圧力が液の飽和蒸気圧近くまで下がるとキャビテーションが起こるため、吸込み配管は短く太くし、有効吸込みヘッドを確保する。
肢2が正しい記述です。液化ガスは常温で飽和状態に近いため、吸込み配管でわずかに圧力が下がるだけで気化してキャビテーションを起こします。吸込み配管を短く太くして圧力損失を減らし、貯槽の液面をポンプより高い位置に保って有効吸込みヘッド (NPSH) を確保することが予防の基本です。肢1は誤りで、流量を増やすと吸込み配管の圧力損失が増えて吸込み側の圧力がさらに下がるため、キャビテーションは悪化します。応急には吐出し弁を絞って流量を減らします。肢3は誤りで、締切運転では液が循環せずポンプ内で温度が上がり、液化ガスでは気化して空運転と同じ状態になって軸封や摺動部を損傷します。肢4は誤りで、液化ガスのポンプは起動前にポンプ本体を液で冷やして (予冷) 内部のガスを抜き、液で満たしてから起動しないと、気体を吸い込んで送液できません。肢5は誤りで、吸込み側の弁を絞ると吸込み圧力が下がってキャビテーションの原因になるため、流量の調整は吐出し側の弁で行います。
関連キーワード: 締切運転・予冷・遠心ポンプ・有効吸込みヘッド・キャビテーション
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