高圧ガス製造保安責任者 丙種化学 (液化石油ガス) 学識 練習問題 第6問: LP ガスの成分である炭化水素の性質について、誤っているものは次のうちどれか。
問題 6 / 12あと 2 問で 60% の位置
中級学識難易度目安 約 65%
LP ガスの成分である炭化水素の性質について、誤っているものは次のうちどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. プロパンは光や熱で容易に重合するため、長期間貯蔵するときは重合防止剤を加える必要がある。
肢5が誤りです。プロパン C₃H₈ は炭素どうしがすべて単結合で結ばれた飽和炭化水素 (アルカン) で、二重結合を持たないため重合しません。光や熱で重合しやすく重合防止剤を要するのは、二重結合を持つプロピレン C₃H₆ やブタジエンなどの不飽和炭化水素です。LP ガスの貯蔵で問題になるのは重合ではなく、温度上昇による圧力上昇と液の膨張です。肢1のアルカン、肢2の異性体、肢3の沸点と炭素数の関係、肢4のイソブタンの沸点 (分岐した構造のため直鎖の n-ブタンより低い) は、いずれも正しい記述です。LP ガスの主成分がプロパンとブタンであることに加え、沸点の違いが冬季の気化しやすさや組成変化に直結するため、学識では沸点の大小関係が繰り返し問われます。
関連キーワード: 飽和炭化水素・アルカン・異性体・沸点・イソブタン
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