1級ファイナンシャル・プランニング技能検定(学科) 相続・事業承継 練習問題 第21問: 同族株主のいる非上場会社X社の株式を、同族株主以外の株主であるBが相続により取得した。X社の直前期末の資本金等の額は2,000万円、発行済株式数は4万株(自己株
同族株主のいる非上場会社X社の株式を、同族株主以外の株主であるBが相続により取得した。X社の直前期末の資本金等の額は2,000万円、発行済株式数は4万株(自己株式なし)である。直前期末以前2年間の剰余金の配当は、直前期が140万円(うち記念配当60万円)、直前々期が80万円で、記念配当は将来毎期継続することが予想できないものである。X社株式を原則的評価方式で評価した1株当たりの価額は1,800円とする。財産評価基本通達に基づくBの取得したX社株式の1株当たりの価額として、最も適切なものはどれか。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 1. 250円
「250円」が適切です。財産評価基本通達188-2は、同族株主以外の株主等が取得した株式を、年配当金額を10%で還元し(国税庁タックスアンサーNo.4638)、1株当たりの資本金等の額の50円に対する倍数を掛けて評価します。
年配当金額は183(1)により記念配当を除く2年間の配当の2分の1を、資本金等の額を50円で割った株数で割ります。(80万円+80万円)÷2÷(2,000万円÷50円=40万株)=2円で、2円50銭未満なので2円50銭とします。
2.5円÷10%×(500円÷50円)=250円で、原則的評価方式の1,800円を超えないので250円です。「275円」は記念配当を除かずに(140万円+80万円)÷2÷40万株=2.75円で計算した値、「200円」は2円のまま計算した値、「25円」は50円に対する倍数を掛けない値です。
配当還元価額は、継続しない記念配当を除いた50円換算の年配当金額(2円50銭未満は2円50銭)を10%で還元し、50円に対する倍数を掛けて求める。
関連キーワード: 配当還元方式・同族株主以外の株主・年配当金額・2円50銭
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