1級ファイナンシャル・プランニング技能検定(学科) 金融資産運用 練習問題 第14問: 直物為替レートが1米ドル=150.00円、1年物の円金利が年1.0%、1年物の米ドル金利が年5.0%である。金利平価が成り立ち裁定の余地がない(円のまま1年運用
金融資産運用
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第14問
直物為替レートが1米ドル=150.00円、1年物の円金利が年1.0%、1年物の米ドル金利が年5.0%である。金利平価が成り立ち裁定の余地がない(円のまま1年運用した元利合計と、直物で米ドルに替えて1年運用し1年物の先物為替予約で円に戻した元利合計が等しい)とき、1年物の先物為替レートとして最も適切なものはどれか。税金・手数料は考慮せず、金利は1年の単利とし、答は円未満の小数点以下第3位を四捨五入する。
解答と解説を先に見る
先に見ると、この問題は今回は育ちません。
正解: 4. 144.29円
「144.29円」が適切です。1円を円のまま運用すると1年後に1.01円です。
同じ1円を直物で1÷150ドルに替えて5.0%で運用すると1.05÷150ドルになり、先物レートFで円に戻すと1.05÷150×F円です。両者が等しいので、F=150×1.01÷1.05=144.285…→144.29円です。
金利の高い米ドルは、先物では直物より円高ドル安の水準(ディスカウント)になります。「155.94円」は金利の比を逆にして150×1.05÷1.01とした値です。
「144.00円」は150×(1+0.01−0.05)と金利差を直物に掛けた近似で、割り算をしていません。「156.00円」は金利差4%分を円安方向に足した値で、高金利の通貨が先物で高くなると取り違えています。
金利平価では、金利の高い通貨の先物は直物よりディスカウントになり、先物=直物×(1+円金利)÷(1+外貨金利)で求める、と押さえましょう。
関連キーワード: 金利平価・先物為替レート・直物為替レート・裁定
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