クレーン・デリック運転士(クレーン限定) クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 練習問題 第10問: 質量4tの荷を2本の玉掛け用ワイヤロープでつり角度60°でつるとき、ワイヤロープ1本にかかる張力として最も近い値は次のうちどれか。ただし、つり角度60°のときの
問題 10 / 10最後の問題
上級クレーンの運転のために必要な力学に関する知識難易度目安 約 31%
質量4tの荷を2本の玉掛け用ワイヤロープでつり角度60°でつるとき、ワイヤロープ1本にかかる張力として最も近い値は次のうちどれか。ただし、つり角度60°のときの張力係数は1.16、重力加速度は9.8m/s²とし、荷の重心はロープの中央にあるものとする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 約22.7kN
肢3が正しい値です。質量4tの荷に働く重力は 4,000 × 9.8 = 39,200N (39.2kN) で、2本のロープで等分すると1本当たり19.6kNです。つり角度があるとロープは斜めに引かれて張力が増えるので、張力係数を掛けて 19.6 × 1.16 ≒ 22.7kN になります。肢1は荷重を4本で割った値、肢2はつり角度による増加を考えない値、肢4は荷全体の重力、肢5は、2本のロープで分担することを忘れて、荷全体の重力39.2kNにそのまま張力係数1.16を掛けてしまった値です。つり角度が大きいほど張力係数は大きくなり (90°で約1.41、120°で2.0)、ワイヤロープの選定はこの張力を基に安全係数6以上を確保して行います。
関連キーワード: 張力・つり角度・張力係数・玉掛け・計算問題
広告
