クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 原動機及び電気に関する知識 練習問題 第4問: クレーンの電動機の制御に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
問題 4 / 10あと 1 問で 50% の位置
上級原動機及び電気に関する知識難易度目安 約 30%
クレーンの電動機の制御に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 巻線形三相誘導電動機の二次抵抗制御は、回転子回路に接続した抵抗の値を変えて速度とトルクを制御する方式で、始動電流を抑える効果もある。
肢4が適切です。二次抵抗制御は巻線形誘導電動機の回転子回路に外部抵抗を入れ、その値を段階的に変えて速度とトルクを制御する方式で、抵抗を入れて始動するため始動電流も小さくできます。肢1と肢2は説明が逆で、コントローラの接点で主回路を直接開閉するのが直接制御 (小容量向き)、コントローラで電磁接触器を操作して主回路を開閉するのが間接制御 (大容量向き) です。肢3は誤りで、インバータ制御は電圧と周波数の両方を変える (VVVF) 方式で、低速から高速まで無段階に制御でき、低速でもトルクを確保できます。肢5は誤りで、渦電流ブレーキ制御は、電動機の軸に直結した渦電流ブレーキに励磁電流を流し、うず電流によって制動トルクを発生させて主に巻下げの速度を制御する方式です。なお、巻線形三相誘導電動機のダイナミックブレーキ制御は、一次側を交流電源から切り離して直流電源につなぎ、直流励磁を加えて制動力を得る方式で、肢5の「巻線を短絡して発電機として働かせる」とは別の仕組みです。
関連キーワード: 直接制御・間接制御・インバータ制御・二次抵抗制御・動力制動
広告
