賃貸不動産経営管理士 維持保全・建物設備・金銭の管理 練習問題 第4問: 賃貸住宅の退去や賃借権の譲渡に伴う敷金の返還に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
賃貸住宅の退去や賃借権の譲渡に伴う敷金の返還に関する次の記述のうち、民法の規定によれば正しいものはどれか。
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正解: 4. 賃借人が賃貸人の承諾を得て賃借権を譲渡したときは、賃貸人は、敷金から賃貸借に基づく賃借人の債務の額を控除した残額を返還する。
正解は4です。民法第622条の2第1項は、敷金を返還しなければならない場面として「賃貸借が終了し、かつ、賃貸物の返還を受けたとき」(第1号)と「賃借人が適法に賃借権を譲り渡したとき」(第2号)を定め、返還額は敷金の額から賃貸借に基づいて生じた賃借人の金銭債務の額を控除した残額です。賃貸人の承諾を得た譲渡は適法な譲渡です(民法第612条第1項)。1は誤りで、返還義務は建物の返還を受けたときに生じるので、明渡しが先になります。2は誤りで、未払賃料は敷金から控除できます。3は誤りで、賃貸人は賃借人の同意がなくても敷金を債務の弁済に充てることができます(同条第2項前段)。退去精算では、明渡しの完了と控除する債務の内訳を押さえます。
根拠・参照資料: 民法第612条・第622条の2
関連キーワード: 敷金・敷金の返還・明渡し・賃借権の譲渡
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