賃貸不動産経営管理士 賃貸借契約(民法・借地借家法) 練習問題 第29問: 賃借人の賃料不払を理由とする賃貸借契約の解除に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
賃借人の賃料不払を理由とする賃貸借契約の解除に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 2. 賃借人が1か月分の賃料の支払を怠ったときは、特約がなくても、賃貸人は、催告をすることなく直ちに契約を解除することができる。
正解は2です。当事者の一方がその債務を履行しない場合、相手方が相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がないときに、契約の解除をすることができます(民法第541条本文)。1か月分の賃料の不払は、催告をすることなく直ちに解除できる場合として第542条が定める場面には通常当たりません。1は正しい。賃貸借の解除は将来に向かってのみその効力を生じ、損害賠償の請求を妨げません(第620条)。3は正しい。催告の期間を経過した時における債務の不履行がその契約及び取引上の社会通念に照らして軽微であるときは、解除できません(第541条ただし書)。4は正しい。解除の意思表示は撤回することができません(第540条第2項)。滞納の対応では、支払の期限と金額を示した催告を書面で残しておくことが、解除の前提になります。
根拠・参照資料: 民法第540条第2項・第541条・第542条・第620条
関連キーワード: 債務不履行による解除・催告・解除の効力・解除の撤回
模試 (50問)
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)Premium (ご利用中)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 賃管士
賃貸不動産経営管理士は独学か通信講座か|宅建保有者は独学・初学は講座も選択肢
賃貸不動産経営管理士は独学か通信講座か。宅建保有者は範囲の重なりで独学が現実的、法律学習が初めての人は講座も選択肢になります。費用・学習時間(100〜200時間)・独学の難所(民法/借地借家法と維持保全)から、あなたに向く進め方を判断します。
- 賃管士
賃貸不動産経営管理士のテキストおすすめ3冊【2026年】独学の選び方
賃貸不動産経営管理士の2026年版テキスト・問題集を、1冊完結、フルカラー、過去問演習の3タイプで比較。TACとLECの違い、買う順番、公式過去問との使い分けまで整理します。
- 賃管士
賃貸不動産経営管理士の勉強時間と独学法|100時間で受かるための科目配分
賃貸不動産経営管理士の勉強時間は100〜200時間が目安。法律学習が初めてか、宅建経験者かで必要量は変わります。賃貸住宅管理業法・サブリース・維持保全・金銭管理への配分と、独学の進め方、宅建とのダブル取得まで具体的に解説します。


