賃貸不動産経営管理士 賃貸借契約(民法・借地借家法) 練習問題 第22問: 賃貸人の修繕義務と賃借人の修繕・保存行為に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
賃貸人の修繕義務と賃借人の修繕・保存行為に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。
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正解: 4. 賃貸人が修繕義務を負うのは引渡しの時点で存在した不具合であり、引渡し後に経年劣化で生じた不具合は、賃借人が自らの費用で修繕しなければならない。
正解は4です。賃貸人は、賃貸物の使用及び収益に必要な修繕をする義務を負い(民法第606条第1項本文)、この義務は引渡し後に生じた不具合にも及びます。賃貸人が修繕義務を負わないのは、賃借人の責めに帰すべき事由によって修繕が必要となったときで(同項ただし書)、経年劣化はこれに当たりません。1は正しい。賃借人の意思に反する保存行為のために賃借をした目的を達することができなくなるときは、賃借人は契約の解除をすることができます(第607条)。2は正しい。急迫の事情があるときは、賃借人はその修繕をすることができます(第607条の2第2号)。3は正しい。賃貸人の負担に属する必要費は、直ちに償還を請求できます(第608条第1項)。賃借人が自ら修繕できる場面(第607条の2)と、その費用の精算(第608条)は組にして押さえておきます。
根拠・参照資料: 民法第606条第1項・第607条・第607条の2・第608条第1項
関連キーワード: 修繕義務・保存行為・急迫の事情・必要費
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