日商簿記3級 決算 練習問題 第19問: 当社 (決算日は3月31日) は、毎年8月1日に向こう1年分の保険料を同額で支払っている。決算整理前残高試算表における保険料勘定の残高は480,000円であった
当社 (決算日は3月31日) は、毎年8月1日に向こう1年分の保険料を同額で支払っている。決算整理前残高試算表における保険料勘定の残高は480,000円であった。決算整理後残高試算表に計上される保険料の金額として正しいものはどれか。なお、期首に再振替仕訳は適切に行われている。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 360,000円
毎年8月1日に1年分を前払いしている場合、期首 (4月1日) の再振替仕訳によって前期末に計上した前払保険料4か月分 (4月〜7月分) が保険料勘定の借方に戻され、さらに当期の8月1日に12か月分 (8月〜翌年7月分) が支払われます。したがって決算整理前残高試算表の保険料480,000円は 4か月 + 12か月 = 16か月分であり、1か月あたり 480,000円 ÷ 16か月 = 30,000円 です。当期の費用となるのは当期の4月〜翌年3月の12か月分なので、決算整理後の保険料は 30,000円 × 12か月 = 360,000円 となり、これが正解です。翌期分の4か月分 (翌期4月〜7月分) 120,000円は前払保険料として資産に振り替えます。120,000円は決算整理後残高試算表の前払保険料の金額であり、保険料の金額ではありません。480,000円は決算整理前の残高のままで、前払分の繰り延べが反映されていない誤りです。320,000円は480,000円を12か月分と誤解して4か月分を差し引いた (480,000円 × 8/12) 誤りです。240,000円は当期に支払った12か月分のうち当期経過分の8か月分 (8月〜3月分) だけを費用とした誤りで、再振替された期首の4か月分が抜けています。
関連キーワード: 前払保険料・再振替仕訳・決算整理後残高試算表・月割計算・経過勘定
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