ボイラー整備士 ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 練習問題 第4問: ボイラーに用いる鉄鋼材料の性質に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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初級推定正答率 約 68%
ボイラーに用いる鉄鋼材料の性質に関する記述として、適切なものは次のうちどれか。
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正解: 3. 炭素鋼は、炭素の含有量が多くなるほど引張強さや硬さが増す一方で、伸びが小さくなり、溶接に向かなくなる。
正解は3です。炭素鋼は炭素が多いほど引張強さと硬さが増しますが、伸び (延性) は小さくなり、溶接の熱で硬化して割れやすくなります。ボイラー構造規格第2条が、炭素の含有量が0.35パーセントを超える材料を溶接を行う部分に使用してはならないとしているのもこのためです。1は適切でない。鋳鉄は鋼より炭素が多く、もろいので、曲げ加工や溶接に向きません。2は適切でない。鋳鉄は圧縮に比べて引張りに弱く、同規格第88条は鋳鉄製ボイラーの圧力と温度を制限しています。4は適切でない。鋼の引張強さは、ある温度を超えると温度の上昇とともに下がるので、高温の領域では許容引張応力を小さくとります。5は適切でない。高温で荷重を長く受けると、時間とともに変形が進むクリープが起こります。
根拠・参照資料: ボイラー構造規格第2条・第88条
関連キーワード: 炭素鋼・鋳鉄・伸び・クリープ・溶接性
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