二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第67問: 重油の灰分に含まれるバナジウムによるボイラーの高温腐食と、その対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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上級推定正答率 約 48%
重油の灰分に含まれるバナジウムによるボイラーの高温腐食と、その対策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る
正解: 1. マグネシウム系の添加剤は、バナジウムやナトリウムを含む低融点の灰を融点の高い物質に変え、過熱器などへの付着や腐食を抑える。
正しいのは1。重油の灰分に含まれるバナジウムやナトリウムは燃焼で酸化物となり、五酸化バナジウム(融点約690℃)やナトリウムとの化合物(融点約500℃)として過熱器や再熱器など高温の伝熱面に溶けて付着し、管の保護皮膜を壊して腐食させる。マグネシウム系の添加剤は、これらを融点の高い物質に変えて付着と腐食を抑える。2は誤りで、ナトリウムの化合物と共存すると融点は下がり、付着と腐食が起こりやすくなる。3は誤りで、灰分はA重油、B重油、C重油の順に多くなり、バナジウムは重質の重油に多い。4は誤りで、バナジウムは燃焼で酸化物となり、その低融点の酸化物が溶けて付着することで腐食が起こる。5は誤りで、硫酸が凝縮して起こるのは低い温度の伝熱面に生じる低温腐食で、高温腐食の原因はバナジウムなどの酸化物である。
関連キーワード: バナジウム・高温腐食・過熱器・添加剤・融点
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