二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第66問: 燃料の種類・燃焼方式と適正な空気比(過剰空気)の大小に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
燃料の種類・燃焼方式と適正な空気比(過剰空気)の大小に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 一般に、燃料と空気の混合がよい気体燃料の適正空気比は小さく、固体燃料をそのまま層状に燃やす火格子(ストーカ)燃焼などでは適正空気比が大きくなる
適正な空気比(過剰空気の割合)は、燃料と空気の混合のしやすさによって変わる。燃料と空気の混合が容易な気体燃料では小さな空気比(おおむね1.1〜1.2程度)でも完全燃焼させやすく、液体燃料(油だき)はそれよりやや大きく、固体燃料をそのまま層状に燃やす火格子(ストーカ)燃焼のように混合が不十分になりやすい方式では、より大きな空気比が必要となる。したがって「燃料と空気の混合がよい気体燃料の適正空気比は小さく、火格子燃焼などでは適正空気比が大きくなる」は正しい(選択肢4が正しい)。「適正空気比は燃料の種類や燃焼方式に関係なく常に1.0とするのがよい」は誤りで、実際には完全燃焼のためにいくらか過剰の空気(空気比1.0より大きい値)を必要とし、その適正値は燃料・燃焼方式で異なる(選択肢1は誤り)。「気体燃料は混合が悪いため大きな空気比を必要とする」は誤りで、気体燃料は混合が容易であり空気比は小さくてよい(選択肢2は誤り)。「火格子燃焼は接触がよく最も小さな空気比で完全燃焼できる」は誤りで、火格子燃焼はむしろ混合が不十分になりやすく大きめの空気比を必要とする(選択肢3は誤り)。「空気比は大きいほど熱効率が高くなるのでできるだけ大きくとるのがよい」は誤りで、空気比を大きくしすぎると過剰な空気が高温の排ガスとともに排出されて排ガス熱損失が増大し、熱効率はかえって低下する(選択肢5は誤り)。
関連キーワード: 空気比・過剰空気・気体燃料・火格子燃焼・燃焼方式
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